【京都】世界遺産-東寺の歴史について学ぶ。空海と源氏の隠された関係とは?

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今回の記事では、京都観光で外せない観光スポット「東寺」を簡単にかみ砕いてご紹介します。
五重塔で有名な東寺は、毎日多くの観光客で賑わいます。
東寺を観光するのであれば、この記事を読んでから行くと更に楽しめるはず!
是非参考にしてください♪

東寺は平安京の国家プロジェクトで建設された!

「鳴くよウグイス平安京」は誰もが一度は聞いたことがあるでしょうか。
794年から続いた平安京は、平安時代の日本の首都でした。
現在は京都市街に形を変えた平安京ですが、平安時代には平安城に天皇が住んでいました。
平安城の正門は「羅城門」と呼ばれ、8世紀末に羅城門の東西に建てられたのが「東寺」と「西寺」だったのです。

「東寺」と「西寺」は国の東側と西側を守るために建設されました。
つまり、東寺の建設は国家を敵から守る意味をもっており、国の一大プロジェクトだったと言えます。

国が建てたお寺のことを、「官立寺院」「官寺」と言いますので、東寺は「官立寺院」ということになります。

嵯峨天皇が空海に東寺を託す

当時平安京の実権を握っていたのは、天皇の中でも最も多く子供をつくったと言われる嵯峨(さが)天皇でした。
なんと49人も子供がいたそうですよ。
この嵯峨天皇の子供たちが、あの有名な「源氏物語」に登場する「源氏」なのです。

その頃、今や「弘法大師」の名で親しまれる「空海」は唐で仏教を学び、新しい仏教だった「密教」を確立。
密教というのは、簡単に言えば「文字によらない教え」のこと。
仏様の教えを文字で書いて伝えるのではなく、口で伝えて、心に届けよう!というものでした。

この密教が、現在の真言宗の基となっています。
つまり、空海が仏教の中の真言宗という宗派を作ったのです。
現在、真言宗のお寺は全国に約12,000ほどあり、全寺院の約3割ほどを占めています。

空海(弘法大師)が作った真言宗の総本山として有名になる

嵯峨天皇は空海の功績を認め、823年に東寺を空海に託しました。
空海が50歳の時でした。

空海は東寺を「教王護国寺」と呼び、は真言宗の根本道場(総本山)にしました。
この名前には、国を守るという意味が込められています。
その後、鎌倉時代から弘法大師信仰が高まり、皇族から庶民まで広く信仰を集めるようになると、東寺は「お大師様の寺」として有名になったのです。

空海は、密教のメインの仏である大日如来を境内の中心にすえ、広大な寺域に曼荼羅(まんだら)を表現しようとしました。

曼荼羅とは、世界を絵柄で表したものです。

空海は、曼荼羅をよりリアルに伝えるために、曼荼羅を3D化しようと考えました。
それが、立体曼荼羅です。
曼荼羅には、大日如来が真ん中に据えられ、如来、菩薩、明王などが配置されています。
東寺は、これにならって大日如来を境内の中心に据えたのです。
東寺全体を曼荼羅に見立ててレイアウトした立体曼荼羅は、当時とても先鋭的でセンセーショナルでした。

東寺が世界遺産に

東寺は昭和9年(1934年)に国の史跡に指定。
平成6年(1994年)12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。

造営にあたって、空海は、御影堂(みえいどう)の場所に住房を構えました。
御影堂では、空海がまだ生きていると信じられていて、毎朝僧侶によって空海の食事が運ばれてきます。
これを生身供(しょうじんく)と言い、一般のお客さんにも公開しています。

複数の僧侶が一糸乱れず読むお経はとても迫力があり、一見の価値があると思います。
東寺を訪れたら、是非この生身供を見ることをおすすめします!

現在の東寺のみどころ

最初に建てられた金堂


796年に東寺が創建され、最初に工事がはじめられたのが金堂です。
1486年に一度焼け落ちていますが、約100年後に再建されました。
本尊は薬師如来像です。
平和で安泰であれ、という願いが込められています。

大日如来が安置される講堂


講堂は東寺全体の中心に配置され、更にその講堂の中心に大日如来が安置されています。

空海が護摩木を焚いたものではないかと言われる跡も発見されています。
空海の密教の教えを表す場所です。

京都を代表する名所・五重塔


高さは約55メートル、木造の建築物としては日本一の高さを誇ります。
五重塔は、落雷などによって4度焼失しましたが、そのたびに、弘法大師空海と同じように、多くの僧が奔走。五重塔再建という大事業を成し遂げてきました。
いまの五重塔は、寛永21年、1644年に再建した、5代目にあたります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
東寺の紹介をしました。
空海が建設のために奔走した五重塔は、今や京都観光に欠かせないものになっています。
五重塔が見える風景は京都を感じさせますよね。

そんな五重塔が窓から見える絶景ビューのあるホテルがあるのはご存知でしょうか?
東寺をじっくり感じた後は、ホテルでゆっくり五重塔を眺めませんか?

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