民泊を運営する上で、必ずと言っていいほど価格が値上がりするイベントがあります。
今回ご紹介するのは、その中でも、「嵐」と「民泊」との因果関係です。
嵐と民泊の関係とは
さて、「嵐」というのは、気候変動の「嵐」ではございません。
皆様がご存知の、ジャニーズ事務所に所属しているアイドルグループ「嵐」です。
では、この「嵐」と「民泊」がどのように関係しているのか説明していきましょう。
「嵐」は2020年12月31日に解散(一時活動停止)をすることを発表いたしました。
また、そのタイミングは嵐20周年のタイミングとも被ってくるため、現在、嵐20周年ドームツアーが開催されています。
昨年11月から始まり、12月の東京ドーム公演で2019年のツアースケジュールが発表になりました。
5大ドーム32公演、合計50公演を敢行することになります。
そしてついに、2019年、新元号「令和」の発表に始まり、4/13(土)ナゴヤドームから嵐のドームツアー追加公演が始まりました。
■『ARASHI Anniversary Tour 5×20』andmore
4月13日、14日:ナゴヤドーム
4月18日、19日、20日:東京ドーム
4月28日、29日:福岡ヤフオク!ドーム
5月17日、18日、19日:札幌ドーム
8月30日、31日、9月1日:京セラドーム大阪
10月30日、31日:東京ドーム
11月14日、15日、16日:札幌ドーム
11月21日、22日、23日:京セラドーム大阪
11月29日、30日、12月1日:東京ドーム
12月6日、7日、8日:福岡ヤフオク!ドーム
12月13日、14日、15日:ナゴヤドーム
12月24日、25日:東京ドーム
このドームツアーの中で、民泊需要に影響するものがあります。
それは、
4月28日、29日:福岡ヤフオク!ドーム
5月17日、18日、19日:札幌ドーム
11月14日、15日、16日:札幌ドーム
12月6日、7日、8日:福岡ヤフオク!ドーム
です。
なぜこの4つが選ばれるのか
そのポイントはずばり、開催される地方のエリアです。
以下の3つのポイントが大事になります。
⑴地方であること
⑵地方の中でも、エリアが広範囲に及ぶこと
⑶現地に宿が不足していること
⑴については、東京、大阪などの都市部ではなく、地方である点が望ましいです。
さらに、⑵の条件から、エリアが北海道含めた東北全体や、九州全土の中での福岡など、人が集まるエリアが広範囲に及んでいる点が重要です。
また⑶の条件から、大阪や東京のように、宿泊施設がたくさんあるエリアでは価格の上昇がみられない(ツアーの参加者が容易に宿を確保することができるため、宿泊金額も下がってくる)ため、現地に宿が不足しているエリアが望ましいです。
⑴~⑶から導きだされる結論として、札幌、福岡に関してはイベントによる単価上昇の可能性が比較的高いと言えます。
「嵐」のツアーを見るために、札幌ドームであれば、東北全土、北海道全土から札幌に人が集まりますし、アジア各国からの参加者もいるため、安価な料金でグループ泊がお得なAirbnbも盛況します。
福岡であれば、九州、四国、中部地方からの参加者が福岡に集結しますし、地理的要因から近隣の韓国からの参加者も多くなります。
実績写真
実際に確定している予約の金額をお見せします。
これらは札幌の部屋なのですが、
家賃が月々3~5万円ほどなため、これらの予約を獲得できた時点にて月々の損益分岐点はクリアとなります。
これらの予約は事前に嵐のツアーが開催されることが分かっていたため、単価を高めに設定していたため獲得できました。
普段の平均単価は¥3000ほどの部屋です。
10倍以上の金額を獲得することができました。
まとめ
これらのイベントごとの単価の調整は、個人で対応するには非常に手間がかかるため、大量の物件を管理しているプレイヤーか業者でないと、全国の需要の変化を正確に、ベストなタイミングにて反映させることは難しいと思います。
イベント需要に関しては「嵐」だけでなく、「ラグビーワールドカップ」などその他にもたくさんあるため、
機会損失なく対応していくには業者の協力が必要不可欠でしょう。
弊社に蓄積されている、イベント需要のノウハウを漏れなく利用することができれば、年間を通した売上アップも間違いなく可能であるでしょう。
ご興味をお持ちの方は、是非弊社までお問合せ下さい。